千葉県出身。2012年に入社し、前職での経験を生かしながらマーケティング部で活躍。「亀田の柿の種」をはじめとするつまみカテゴリーのマネージャーを務め、日々商品開発やプロモーションに取り組む。また2014年から始まった「宇宙食開発プロジェクト」を取り仕切り、2017年には「亀田の柿の種」が宇宙日本食としてJAXA認証を取得した。
心理学科卒業 2012年入社
亀田の柿の種、TANE ZACK
前職では海外も含めマーケティングや企画業務に携わっていました。転職を考えていたタイミングで、ちょうど亀田製菓が女性のマーケッターを探していることを知り、興味を持ったのがきっかけです。海外に目を向け、「グローバル・フード・カンパニー」を掲げる亀田製菓には、前職での経験を生かせるフィールドがあるのではないかと感じました。
まず大きな仕事として、3年ごとに経営企画部や商品開発部と連携しながら中期経営計画の策定を行います。これは会社全体の方針を決めるとても重要な業務の1つ。さらに具体的な部分でいえば、私は「亀田の柿の種」を含むつまみカテゴリーを担当していて、各ブランドの中期・単年度の戦略プランを練って、商品開発やプロモーション計画に落とし込んでいきます。私たちが引いたロードマップに沿って、各チームが実働に入っていきます。このように、マーケティング部の業務は、広く他部署を巻き込みながら会社全体を動かしていく、ダイナミックでやりがいのある仕事。単体で成果を生みだすのではなく、さまざまなチームと連携することで機能するのが大きな特徴です。チーム同士をつなぐハブのような役割を担っているので、亀田製菓という組織の中でなくてはならない部署だと考えています。
私が働く東京オフィスは、いい意味で明るく活気があります。特にマーケティング部は若手も多く、少しうるさいくらいの時もあるほどです(笑)。他部署との接点が多くコミュニケーション能力が重要になる部署なので、私自身意識的に色々な方と話すようにしています。また、良くも悪くもオフィスの雰囲気がSRI(売上データ)に左右されるところが特徴です。売上がいいとやっぱりムードがいいですし、芳しくないと少し重たい雰囲気になることもあります。
08:30 | 出社 朝礼、フェイスMT(カテゴリーTM) |
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09:00 | つまみTMメンバーと業務の確認、悩み相談 |
10:00 | 今月発売新商品の振り返り速報確認 |
11:00 | 開発と次年度新商品打ち合わせ |
13:00 | 営業企画と販促関連打ち合わせ |
15:00 | 広告代理店と新商品プロモーション、SNS打ち合わせ |
17:00 | 会議体に向けた資料作成 |
18:00 | 退社 |
現在私が担当する「亀田の柿の種」ブランドの「食シーンの拡大」を使命と捉えて多角的なアプローチで挑戦を続けています。当社の商品の中で、「亀田の柿の種」は高い認知度を誇る一方で、「親父のおつまみ」「買い置き菓子」というイメージが強い商品です。そうした印象を払拭し、外食なども含めてさまざまなシーンで食べてもらえるお菓子に成長させ、世界のマーケットでも浸透させることを目標にしています。それを実現するには、固定観念に縛られない斬新な発想や着眼点からマーケティングを実践していく必要があります。日々新しいことを取り入れるために、社内だけでなくしっかり社外やお客さまに目を向けて、情報収集を怠らないようにしています。メンバー全員が同じ意識を持って仕事に取り組みながら互いに刺激し合い、考える力を磨いていくチームにしていきたいです。一朝一夕で結果の出る領域の話ではないですが、チャレンジの積み重ねがブランドを作っていくと信じて、これからも前向きに取り組んでいきます。
08:30 | 出社 朝礼、フェイスMT(カテゴリーTM) |
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09:00 | つまみTMメンバーと業務の確認、悩み相談 |
10:00 | 今月発売新商品の振り返り速報確認 |
11:00 | 開発と次年度新商品打ち合わせ |
13:00 | 営業企画と販促関連打ち合わせ |
15:00 | 広告代理店と新商品プロモーション、SNS打ち合わせ |
17:00 | 会議体に向けた資料作成 |
18:00 | 退社 |
若手が中心でとてもにぎやかです! 活気があって、飲み会も非常に盛り上がります。また、比較的お休みが取りやすい部署なのではないかと思います。
会長や社長といった会社のトップにいる方々との距離が近いです。一般社員にもとてもフレンドリーに接して下さいます。また、組織が大きすぎないので自分の仕事が会社を動かしているという実感が得られます。
ニーズに合った商品やプロモーションを企画したいのですが、実際の製造コストや売上・利益設計に悩まされることが多々あります。諸々のリスクも確認したうえで、最終的には自ら決断しなくてはいけないのは大変です。
前述しましたが、「亀田の柿の種」を世界ブランドへ育てていくことが目標です。世界で勝負できる米菓として、今後はさらに輸出国も増やしていけるような取り組みをしたいです。
所属部署、役職、業務内容については取材日当時のものとなっております。