新潟県出身。2015年入社。入社後、技術開発部既存ブランドチームで味付けを担当。そこで得た経験と知識をベースに、商品開発部でコンビニ向けの商品開発に取り組む。「ハッピーターン」のコンビニ限定フレーバーをはじめ、2018年には「一口飯店 炒飯」を企画から手掛けるなど、持ち前の発想力を武器に斬新で独創性のある商品の開発に力を注いでいる。2019年から異動となる東京オフィスでも、その仕事ぶりに期待がかかる。
農学部農業生産科学科卒業 2015年入社
ハッピーターン、手塩屋
学生時代、サークル活動で海外の人たちと交流をした時に、宗教上の理由などから食べられないものがある人が多い中で、おせんべいは誰もが食べられるお菓子でした。米どころである新潟で作られる米菓を世界に広めたい。そしてもっといろいろな人に食べてもらいたいと思い、「グローバル・フード・カンパニー」を掲げている亀田製菓を志望しました。
入社後1年は技術開発部既存ブランドチームで調味(味付け)を担当していましたが、2016年2月から現在の部署に配属になりました。商品のアイデア出しやコンセプトの立案から手掛け、商品技術、工場、営業、マーケティング、設備など他部門と協力しながら1つの商品を作り上げていきます。パッケージデザインのイメージやネーミングも行う、まさに商品のプロデューサー的な役割を担っています。例えばウメ味の商品というベースのアイデアがあった場合、どこ産のどんなウメを使用するかなど細かな設計を考えて、それが実際生産可能なのか他部門とすり合わせながら商品化に向けて詰めていきます。苦労して出来上がった商品が実際に全国で販売された時の達成感は、他には代えがたいものがあります。
現在の職場はワンフロアに開発・購買・生産企画・設備・品質保証とさまざまな部署の人がいて、和気あいあいとした楽しい雰囲気です。席は部内で毎週席替えがあるので、いろいろな人とコミュニケーションが取れます。ただ、毎週席が変わるのでチームのメンバーを探すのが大変です(笑)。
08:30 | 始業 チームミーティング |
---|---|
09:00 | 営業部・マーケティング部とテレビ会議 |
11:30 | 昼食 |
12:30 | 技術チームと打合せ |
13:30 | 商談用の資料作成 |
15:00 | 新商品の企画書作成、上司と相談 |
16:30 | デザインチームと打合せ |
17:30 | 退社 |
米菓と聞いて誰もがイメージするおせんべいなど、いわゆる‟普通のお菓子”ではなく、手に取った方に「これも亀田製菓のお菓子なの?」と驚いてもらえるような商品の企画を常に心掛けています。私たちのチームでは2カ月に1回アイデア会議があり、それぞれが商品の企画を持ち寄ります。そこで出たアイデアをブラッシュアップして、新商品の企画に落とし込んでいきます。私が担当した商品だと、2018年の12月に発売された「一口飯店 炒飯」は、そのようにして生まれたお菓子。上司や先輩、他部署のみなさんのサポートもあって、既存のお菓子にはない大胆なコンセプトの商品に仕上がりました。困ったことがあっても、しっかりと仲間がフォローしてくれるので、失敗を恐れずに挑戦することこそが大切だと思います。今後も、あまり米菓に馴染みのない若い人にも手に取ってもらえるような、斬新でインパクトのある商品作りに取り組んでいきたいと考えています。
08:30 | 始業 チームミーティング |
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09:00 | 営業部・マーケティング部とテレビ会議 |
11:30 | 昼食 |
12:30 | 技術チームと打合せ |
13:30 | 商談用の資料作成 |
15:00 | 新商品の企画書作成、上司と相談 |
16:30 | デザインチームと打合せ |
17:30 | 退社 |
想像以上に他部署と関わる業務が多いことに驚きました。自分の部署だけで完結する仕事はほとんどないので、日々さまざまな部署の人にコミュニケーションを取るように心掛けています。
同じチームの皆さんはもちろん、困っている人がいたら部門を超えて声をかけてくれます。助け合いのマインドがしっかりと根付いているので、失敗を恐れずに思い切り業務にあたることができます。
オン・オフ問わずお菓子を食べることが多いからか、健康を気にしてジムに通っている社員が多いように感じます。会社の近くにあるジムに行くと、たいてい誰かに会ってしまいます。
年々コンビニは商品サイクルが短くなっています。そんな短サイクルのコンビニ菓子にあって、老若男女を問わず長く愛してもらえるようなヒット商品を作ることが目標です。
所属部署、役職、業務内容については取材日当時のものとなっております。